カセットデッキ内部

デッキの チューニング

カセットテープ初心者の自分がカセットの沼にゆっくり浸かっていく様を実況する形で 調べて実行した事をツラツラ綴る #dublife 
(初心者の考察なんで勿論異論は認めます!むしろ詳しい人教えてください!)

チューニング ??って感じですよね

概要

カセットデッキを使い始めて1-2ヶ月 最初は買ってきたミュージックテープを聴いていましたが 先週くらいからダビングの沼に浸かってきました。そこでぶち当たった事は ダビングした曲のキーが微妙にズレている事 スピーカーで鳴らしている時はあんま気にならなかった事ですが

ヘッドホンで聴いてみると ん?ってなるんです。特に大好きでたくさん聴いてる曲程顕著に 最初は理由がよくわかりませんでした。
が、よくよく調べてわかったのが

デッキのピッチがズレているという事 そしたら露骨にBデッキの方が遅いんです。うわー買ってそんな経ってないのにとショックを受けました。

が、コレだいたい使い込んでる人達は自分で調整してるっぽいです。
まじかよー自分で出来るのかよっ とヤキモキしてたんですが 数日悩み調べまくって結果今は自分で調整してます!

カセットデッキはアナログなんで モーターを回してゴムベルトで動力を伝えてテープを回してるパターンが多いのかと
(余談ですが レコードプレイヤーもありますよね SL1200とかはモーター直結?のダイレクトドライブ 比較的安価なレコードプレイヤーはベルトドライブだったり)

長く使ってると その速度がズレてくるので 微調整が必要っぽいです。恐らくこのズレ具合もハイエンド機はズレにくいとかあるのかな?

仮にAのデッキが+2%早いとします。AでRecしたテープをそのままのAで再生すると気にならないですが -1%速度が遅くなってるBで再生すると単純計算で3%ズレるって事になるのかな コレあってます?

極端な例ですがそんな感じです。

音楽はピッチが正解より早くなると音が高くなって

ピッチが正解より遅くなると音が低くなりますよね?コレSL1200とかのターンテーブル使うと分かりやすいんですけどね 最近のPCDJ系のモノは確かテンポ変えてもキーがズレない設定があったと思う

その音程を基準にカセットデッキのピッチを調整します。アナログメディアですから。

なんのこっちゃ。。。

チューニング方法

やり方は テストテープといわれる440㌹の音だけが入ってるテープを流して その音がちゃんと440㌹で鳴るように デッキの回転速度を調整します。
自分楽器とか使わないので知らなかったですが440㌹って楽器をチューニングする時の基準の音っぽいです。

へー

確かに再生してチューナーを当ててみると440㌹からかなりズレてます 自分はチューナーアプリですが

そりゃキーがおかしくなるわな ってくらいズレてました。

で、自分の場合オートリバース機なんですが オートリバース機は実際はフォワード方向とリバース方向で速度が微妙にズレます。コレは仕方ないっぽいです。

先人達がオートリバース機をあまり薦めない理由のひとつでしょうね。
なのでどちらの方向もだいたい良いかなーくらいでキーをあわせます。折衷案ですね。

具体的にどこを調整するのか ですが

ソレは機種によって違うので多くはキャプスタンモーターと言われるカセットを回す動力を担うモーターの背中側に極細のネジが隠されていてそこを回して調整するっぽいですが 自分のデッキは違う場所にありました。

SONY TC-WE725 の場合は↓の写真のトコ めちゃくちゃ小さく書かれた「N」がノーマルスピード(通常の再生時)「 H」が高速ダビング用でした。自分は高速ダビング機能は使わないのでとりあえず無視 電気系は詳しくないので憶測ですが 電気抵抗を微調整してモーターの回転速度を変えるって感じですかね?

デッキ内の回路

他にもこんなパターンもあるみたいです。

この小穴がない場合でも、回路基板に Capstan Motor Speed Adj の類いの表記のある半固定抵抗器があれば、これを回してスピードの調整をします。

http://596.holy.jp/pansy/kaden/p07cas.html#7

ちなみにこのセットの一番細いマイナスドライバー使いました。メガネのテンプルのネジくらい細い。

ドライバーセット

その極細のネジをテストテープを流しながらチューナーの針を見ながら調整するのです。完全にやってる事は楽器のチューニング。

テストテープ

440㌹の音が入っているテストテープですが TEACやSONYの古いテストテープはオークション等で1万円前後で取引されています。ちとソレはいらないかなーと思ってたら 自作してる方がヤフオクにいたんで 1500円くらいで購入しました。気になったら探してみて下さい。

test tape

メーカーのモノと比べてどうかは分かりかねますが こういうのは基準が1つあれば良いかなと その基準に対して自分がどう感じるかって事なんで アナログ機器ですからテストテープ+自分の感覚 も大事かなーと思います。

これで上手くいってなかったテープのダビングをやり直してと・・・めちゃくちゃ苦労するわ!
サブスクで聴けばすぐ聴けちゃうんですがね 失敗を繰り返しながら自分の落とし所を作り 音楽を物理的に持ち歩くことが令和の時代になって面白い体験ですね。

余談ですが 先日息子の入学式があったんですが 新入生入場の際にキーが気になる頭になってる自分は ピアノ演奏のキーが盛大にあってなくてめちゃくちゃ気持ち悪かったです。ちゃんと調律しろ!って思いました笑